2月の行事といえば節分ですが、3歳児にとって「鬼」はただただ怖い存在になりがちです。無理に怖がらせてトラウマにするのではなく、日本の伝統行事として「自分の中の弱い心を追い払う」という前向きな意味を知ってほしいと考えました。そこで今月は、ユーモアのある内容や、息子の好きな要素を取り入れた絵本を中心にセレクト。親子で笑って当日を迎えられ、また振り返って楽しめるような「怖くない節分」を目指した読み聞かせの記録です。

3歳向け、「節分」絵本の選び方

今月は、まだ物語の文脈を全て理解するのが難しい3歳息子でも楽しめるよう、以下の3点を重視して本を選びました。

歌やリズムで身体を動かせるもの

座って聞くだけでなく、手遊びや歌を通じて「楽しいイベント」という印象づけができる本を優先しました。

息子の好きな「乗り物」などのフックがあるもの

節分という未知のテーマに興味を持たせるため、息子が大好きなバスなどのモチーフが登場する作品を取り入れました。

生活習慣と「鬼」をリンクできるもの

ただ豆をまく動作だけでなく、「イヤイヤ鬼」や「食いしん坊鬼」など、自分の中の悪い癖を意識できる内容を選びました。

選んだ5冊とその理由

『おにのパンツ』

幼稚園・保育園では絶対に歌うのではないでしょうか?誰もが知っている童謡の絵本化です。鬼のパンツが「強い」という歌詞をコミカルな絵で表現しており、節分=怖いというイメージを払拭するのに最適だと思い選びました。3歳児でもすぐに口ずさめる親しみやすさが決め手です。

『まめまきバス』

乗り物好きの息子のために選んだ一冊です。バスたちが協力して鬼を追い払うというストーリーが、戦隊モノのようなワクワク感を与えてくれます。伝統行事と息子の「好き」を掛け合わせることで、興味の入り口を作ろうと考えました。

『おなかのなかにおにがいる』

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お腹の中にいる「食いしん坊鬼」や「お寝坊鬼」を豆まきで追い出すお話です。「なぜ豆まきをするのか」という理由を、3歳児にもわかる「生活習慣」レベルで説明できる点が素晴らしいと思い選書しました。

『まめのかぞえうた』

『たまごのあかちゃん』の和歌山静子さんが描く、数の絵本です。豆まき用の豆が、土から芽を出して成長していく様子を数え歌で描いています。「投げる豆」が「生きている植物」だと知ることで、食育や知育にも繋がればと思い選びました。

『せつぶんのひのおにいっか』

「人間が豆をまくとき、鬼はどうしているの?」という“裏側”を描いたユニークな作品です。怖い存在としてではなく、家族で仲良く暮らす「生活者としての鬼」が描かれており、親近感が湧きます。鬼への恐怖心を和らげ、少し優しい気持ちになれる点を選びました。

節分の読み聞かせ実践レポート(※後日追記予定)

実際に読み聞かせをしてみた詳しい反応や、わが家のリアルな感想については、2月末にこちらの記事へ追記する予定です。暦の上では春とはいえ寒い日が続きますが、温かいお部屋での息抜きに、ぜひまた覗きに来てくださいね。ブックマークして更新をお待ちいただけると、とても励みになります!

女子が本を読んでいる、節分の読書風景の画像。
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