街中がイルミネーションで輝く12月。小4の娘は最近『ジュニア空想科学読本』『人狼シリーズ』といった、読み応えのある本ばかり読んでいます。成長を感じる反面、年末の忙しい時期には、親子で肩を並べてホッとできる時間が恋しくなるもの。今月は、あえて対象年齢を少し下げ、頭を使わずにリラックスして楽しめる「クリスマスの絵本・児童書」をねらいとして選びました。

小4向け、クリスマス絵本の選び方

普段は理屈っぽかったり複雑なストーリーを好む娘ですが、今回は「親子のリラックスタイム」を重視して、以下の3つのポイントで選書しました。

対象年齢より低めで、短時間で読めるもの

高学年向けの本は文字数が多く、疲れている夜には手が伸びにくいことも。今回は中学年〜低学年向けの本や絵本を選び、5分〜10分程度でサクッと読了感を得られる「手軽さ」を重視しました。

シリーズものや定番の安心感

全く新しい世界観に飛び込むよりも、知っているキャラクターや定番のテーマ(お菓子作りや探し絵など)を選ぶことで、安心して物語に入り込めるようにしました。

「信じる心」や「夢」を感じられるテーマ

現実的になりがちな小4という時期だからこそ、サンタクロースの存在や、夢を叶えようとする姿を描いた物語で、クリスマス特有のファンタジー感を大切にしました。

選んだ5冊とその理由

モンスターホテルでクリスマス

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読後:妖怪やモンスターが好きな娘。倒れたサンタを助ける親切なモンスターたちが面白く、最後のオチも最高だったようです。

柏葉幸子さんの人気シリーズです。モンスターたちがお客様というユニークな設定ですが、怖さは全くなくユーモアたっぷり。普段ホラー系を読んでいる娘ですが、クリスマスの温かい展開に癒やされると思い選びました。

サンタクロースっているの?ほんとうのことをおしえてください

読後:魔法使い大好きな娘。想像力や目に見えないものというキーワードに深く共感していました。

100年以上前のニューヨークの新聞社説を絵本にした名作です。「サンタはいないの?」と疑い始める高学年の時期だからこそ、物質的な存在ではなく「信じる心」の大切さを説くこの本を、今一緒に読みたかったのです。

クリスマスのたからさがし


読後:弟が歓声を上げる横で、娘も「ここが凄いの!」と嬉しそうにガイド役。何度開いても色褪せない豪華なしかけが、姉弟の温かい共有体験を作ってくれました。

窓開け絵本で、絵本のページの一部がめくれるようになっているしかけ絵本です。最後のページでは大きなツリーが飛び出すしかけがゴージャスで、3歳の弟も参加できる難易度のため、姉弟で仲良く遊べる一冊として選びました。

ルルとララのクリスマス

読後:『なんで人間じゃないの?』『森でお店なんて無理じゃない?』と、小4らしい冷静なツッコミが連発し、純粋に楽しむ時期を過ぎた娘の成長を実感しました。今の彼女にはファンタジーの設定が少し幼すぎたようです。でも、その違和感を口にできるのは論理的な思考が育った証拠。親としては苦笑いしつつも、そんな生意気な成長を再発見するきっかけになりました。

お菓子作りとお話がセットになった、小学生女子に大人気のシリーズです。クリスマスならではのデコレーションやお菓子が登場し、物語も優しいので、可愛いものが好きなお姉ちゃんの気分転換にぴったりだと思い選びました。

チデ好きの母
チデ好きの母
ここまでは、朝ごはんの時間にちょっとずつ全部読み聞かせをしました

クリスマス・ピッグ

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読めず:文字の小ささとページ数の多さに読み聞かせを断念。完走できなかったことがクリスマスのちょっぴり苦い思い出になってしまいました。

クリスマス・イブに消えた大親友のぬいぐるみを探しに、魔法の国へ冒険に出るファンタジー大作です。ハリー・ポッターの作者の物語なら、小4の娘も夢中になってくれるはずと期待を込めて用意しました。

迷ったらこれ!お姉ちゃんの心を一番掴んだ「MVPの一冊」

今月のベストヒットは、間違いなく『サンタクロースっているの?』でした。

最近の娘は、学校の友達との噂やネットの情報で「サンタは親なんじゃないか」という現実的な推測に支配されていました。そんな彼女が、この本に書かれた「見えるものがすべてではない」というメッセージに、何とも言えない納得したような顔をしたのです。単純な肯定でも否定でもない、大人の知性が詰まった回答が、理屈っぽくなった小4の心に一番深く刺さった瞬間でした。

サンタクロースっているの?の本の画像


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同じように「サンタ疑惑」に揺れるお子さんを持つ方へ、ぜひ手にとってほしい一冊です。我が家も、最初は図書館で借りて来て読みましたが、気に入りすぎて買ってしまいました。

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