インフル明けのドタバタでも間に合った!1週間で完結させる、子連れスキー準備の最適解
出発直前のインフルエンザ罹患により、準備スケジュールが大幅に狂ってしまった今回の新潟スキー旅。一人ずつ順番に感染していき、トータル2週間ほど自宅療養…一時はどうなることかと思いましたが、結論から言うと「完璧な準備を諦める」ことで無事に出発することができました。
- 【土曜日】フリマアプリでママのウエアを購入
- 【月曜日】フリマのウエアが到着、ピチピチで絶望。
Amazonで再手配とスポーツ用品店へ駆け込み試着 - 【火曜日】Amazon再手配ズボンが到着、まさかの大きすぎで再々手配。
- 【水曜日】旅育の仕込み:スーパーで新潟を探す。
Amazon再々手配ズボンが到着。許容範囲ということで決定。 - 【木曜日】スポーツ用品店へ駆け込みウエア上を購入。
スーツケースを発送完了(デッドライン)。
旅育の仕込み:本やAIから知識を仕込む。 - 【金曜日】旅育の仕込み:グーグルアースやマップを一緒に見て、想像を膨らませる。
- 【土曜日】出発当日。朝まで使っていたものをパッキングし出発。
「身軽さ」を最優先!重いギア類(板・ブーツ)はすべて現地レンタルで正解
今回のスキー旅行では、スキー板やブーツといった重いギア類はすべて「現地でのレンタル」を利用することにしました。実に8年ぶりとなるスキー場への訪問であり、子どもたちがどこまで雪山を楽しめるか未知数だったためです。
もし今回が楽しい思い出となり、毎年の恒例行事にできそうであれば、ゆくゆくは自分たちの装備を買い揃えることも検討しています。しかし、初手からすべてを購入して金銭的・物理的な負担を抱えるよりも、まずはレンタルで身軽に出発し、親の心と体力にゆとりを持たせることを優先しました。
直前ウエア手配のリアル:Amazonとスポーツ用品店の使い分け
スキー旅行で一番頭を悩ませるのがウエアの手配です。今回は時間がなかったにもかかわらず、自前のウエアを持っているパパ以外のウエアは急いで購入することにしました。
現地でレンタルしても数千円はかかるため、少し金額を上乗せして手持ちにしておけば、今後の雪遊びなどでも使えると考えたのが理由の一つです。また、3歳の息子は好みが激しく、一度「嫌」と言ったら絶対に譲らないタイプのため、現地のレンタルショップで機嫌を損ねるという悲惨な事態だけは避けたかったのです。
ママは大失敗で大変な支出に!大きめサイズのウエア探し
産後、サイズアップが続く中で迎えた新潟旅行。3歳の息子の雪遊び用にと、フリマアプリで「XLなら入るだろう」と安易に中古品を購入したのが悲劇の始まりでした。
届いたウェアは、しゃがむのも困難なほどピッチピチ。返品もできず、手痛い出費となりました。慌ててAmazonの返品無料サービスを利用し、XXLからLサイズまで複数を履き比べ、ようやく納得のいく「ビブパンツ」を確保。
一方のトップスは、ネットで理想の条件(翌日配送・ゆったり・1万円以下)が見つからず、ダメ元で地元のスポーツ用品店へ。すると、意外にも「上M・下XL」がベストサイズだと判明しました。
【今回の教訓】
「大きなサイズは実店舗にない」という先入観を捨て、最初から試着に行くべきでした。最終的に「Amazonのパンツ×店舗のトップス」という合わせ技で解決しましたが、高い勉強代となりました。
子ども用ウエアは新品で「安心」と「かわいさ」を買う
子どもたちのウエアはすぐにサイズアウトするため、当初はフリマアプリでの購入を検討していました。
3歳の息子には、お腹から雪が入って不機嫌になるのを防ぐ「つなぎタイプ」。小4の長女には本人の希望である「水色のセパレートタイプ」。どちらも3,000円程度で豊富な候補が見つかりました。
しかし、最終的には以下の懸念から新品の購入を決断しました。
- 中古品の品質: 撥水効果の残り具合、洗濯の状態、長期保管による劣化への不安。
- 現地レンタル: 好みが激しい息子の機嫌に左右されるため現地でのバタバタへの不安。
結果として、確実な撥水機能があり、姉妹でお揃いのデザインを選べる新品を購入。価格は3歳用が6,000円、小4用が8,000円でした。
ホテルのレンタル(2,500円)や湯沢高原スキー場でのレンタル(3,500円)と比べると割高な出費です。
それでも、「翌朝も急遽雪遊びをしたい」「来年もスキーに行こう」となった際に悩まずに済むのは、親にとって非常に大きなメリットです。
年に1回雪が降るか降らないかの地元でも、雪遊び着として活用できると考えれば、十分納得できる必要経費として割り切れました。
▼北海道発で防寒もばっちり、超撥水で安心。80cm~160㎝までのサイズでお揃いコーデが叶うyukのウエアに決めました。即日発送してくれたのも助かりました。
年の差姉弟の荷造り:本当に必要なアイテムと削れるもの
3歳と小4では必要なものが大きく異なります。今回は荷物の総量を減らすため、「絶対に持っていくもの」と「思い切って削るもの」を明確に分けました。
絶対必須!ホテル館内着としての「子供用パジャマ」
荷物を極限まで削る中で、最後まで「持っていくリスト」に残したのが子供たちのパジャマです。「ホテルに浴衣や作務衣があるのでは?」と思われがちですが、子連れ旅、特に3歳児連れにおいてホテルの館内着をアテにするのはリスクが高いと判断しました。
理由は、以下の3つの「子連れあるある」を回避するためです。
- サイズ合わない問題:「子供用」とあっても、3歳児には丈が長すぎて裾を踏んで転倒したり、はだけてお腹を冷やしたりするトラブルが頻発します。
- 着心地と寝つきの良さ:環境が変わると寝つきが悪くなる子供にとって、自宅で使い古した「いつものパジャマ」の肌触りは、最高の安眠導入剤になります。
- お風呂上がりの湯冷め対策:雪国のホテルは館内が暖房で暖かいとはいえ、食事処への行き帰りや就寝中の寝相の悪さを考えると、上下セパレートでしっかり手首・足首が隠れる自前のパジャマが一番の防寒になります。
特に今回の旅はインフルエンザ明け。「夜中に寒くてぶり返した」なんて事態は絶対に避けたいところ。スーツケースのスペースは取りますが、「環境が変わっても確実に朝まで熟睡してもらうための投資」として、普段から着慣れたセパレートタイプのパジャマを迷わずパッキングしました。
3歳児特有の持ち物|雪遊びを長持ちさせる防寒小物と新幹線での暇つぶし
雪遊びグッズの明暗
スノースコップ(スポーツ用品店)
100円ショップで済ませたかったものの、本人の強い意志に負けて購入。結果的に雪を掘ったり集めたりと、これ一つで驚くほど長時間集中して遊んでくれました。
防寒対策のファインプレー
手袋は「午前用・午後用」の2セット用意
気温15度で雪が溶けやすく、手袋はすぐにべしょべしょに。予備のおかげで手が冷たくて不機嫌になるのを防ぎ、雪遊びを継続できました。
手持ちアイテムでスノーブーツを代用
「履き口を紐で絞れる長靴」+「分厚い靴下」で防寒を強化。雪も入り込まず、終始ご機嫌に過ごせました。
移動中の暇つぶしと想定外の関門
新幹線(片道約70分)は難なくクリア
行きは新しいシールブック、帰りは越後湯沢駅で買った爆弾おにぎりやおやつで、スムーズに乗り切れました。
最大の関門は在来線
新幹線よりも、その後の在来線が大変でした。指定席ではないため確実に座れる保証がなく、「座りたい!」と騒ぐ3歳児をなだめるのに苦労しました。
親の荷物は最小限に!子供優先で思い切って削ったものリスト
スキーウエア4人分と各種スノー小物でスーツケースがパンパンになるため、親の荷物は極限まで削りました。
具体的には、ボトムスや寝巻(部屋着)はインナーを変えるだけで、全日同じものを着用しました。また、かさばる靴類も予備は一切持たず、自宅を出発する時から現地のスキー場で遊ぶ時まで、すべて同じスノーブーツ一足で通すという割り切り方です。
スキンケア類に対するこだわりも捨て、試供品などのパウチで済ませることで、親の荷物を最小限に抑え込みました。
荷造りと並行して行った「旅育」の仕込み:直前3日間でできる3ステップ
ウエアの手配やパッキングに追われる一方で、旅育ブログとして欠かせない「心の準備」も着々と進めました。特別な時間は取れなくても、日常の隙間で行った仕込みが、現地での感動を倍増させてくれるはずです。
本当は1週間より前からちょっとずつ仕込みたかったのですが、インフル罹患やその後のバタバタで直前になってしまいました。その分記憶に残った状態で出発できました。
【3日前】近所のスーパーで新潟探し!実物を見る前のきっかけ作り
水曜日の買い出しの際、子どもたちと一緒にスーパーで「新潟探し」をしました。
「お米」→「お餅」→「おせんべい」の順に、「新潟探しをしよう!」と提案したところ、真剣に売り場の棚を大捜索。一緒に「新潟県産」の文字を見つけ出し、特におせんべいコーナーの新潟率の高さに驚いていました。
最後は、おやつに新潟生まれの「ばかうけ」をカゴへ。日常の買い物という身近な場面で興味のきっかけを作ることで、旅への期待感をさりげなく、かつ確実に高めることができました。
【2日前】発達段階に合わせた本で「雪国」のイメージを膨らませる
木曜日の夜は、本やAIで調べ、知識のインプットタイムに。小4と3歳、それぞれのレベルに合わせて「雪国」への理解を深めました。
■小4(姉):中学受験ワードを「生きた知識」へ
詳しい予習内容は下に載せている別記事にまとめていますが、この日は特に「雪国のくらし」「海流と山脈がもたらす雪の仕組み」「米どころ新潟の理由」といった地理の重要ポイントをさらっと復習。教科書上の知識が、これから行く場所と繋がっていくワクワク感を醸成しました。
■3歳(弟):ポピーで雪遊びのシミュレーション
地名だけではピンとこない弟には、受講中の通信教育「ポピー 2月号」を振り返り。雪だるま作りのページを見ながら、「小さい雪玉だね」「ころがしてみようね」と語りかけながら、イメージを膨らませました。一面真っ白な世界を目の当たりにした時の「本物だ!」という感動を引き出すための大切な種まきです。
【前日】Google Earthで山脈を越える!雪国への期待感を最大化
出発前夜の金曜日には、小4の娘と一緒にGoogle Earthやグーグルマップを使って、地理的な視点から知識の最終確認をしました。新幹線でどの山脈を越えるのか、長いトンネルを抜けると本当に行き先が変わるのか。デジタルの地図で俯瞰して見ることで、学校で習う「日本の地形」の知識が、自分たちがこれから向かう「自分事の旅」として鮮やかに繋がっていくのを感じました。
※具体的な「旅育プラン」や事前学習の内容については、こちらの記事で詳しくまとめています。
物理的な重さと管理の手間を手放す!子連れ移動を「苦行」にしないための工夫
子連れでの雪国移動は、厚手の防寒着で荷物がかさばるだけでなく、不慣れな雪道や混雑した駅構内での移動が親にとって最大の難所となります。今回は家族の病み上がりという事情もあり、「親が物理的に運ぶ重さ」と「道中で管理しなければならない事務的な手間」を極限まで削ぎ落とすことに注力しました。移動そのものを「耐える時間」から「楽しむ時間」に変えるために実践した、具体的な手配の裏側をご紹介します。
圧倒的に楽!事前発送の料金とリアルなメリット
今回の宿泊日は土曜日だったため、木曜日のうちにメインのスーツケースをホテルへ発送しました。雪国への荷物発送は、天候による遅延リスクを考慮して「宿泊日の前日(今回は金曜日)にはホテルに届くよう手配する」のが基本ルールのようです。
当初、当日はボディバッグなどの手荷物のみで身軽に移動する予定でした。夫のC-PAPという機械がそこそこ場所を取ることや、「金曜日の夜や当日の朝まで使うため、木曜の発送には入れられない日用品」が想像以上に多く、急遽もう一つスーツケースを追加で持っていくことになりました。
重い荷物を肩にかけて持ち運ぶボストンバッグなどよりも、転がして移動できるスーツケースの方が圧倒的に楽だと判断したためです。結果的に「スーツケースを運ぶ」という手間自体は発生してしまいましたが、子連れで大荷物を2つ引きずりながら移動するのとは、大変さが全く違います。
事前発送にかかった片道の送料は約2,500円でした。決して安い金額ではありませんが、移動中の親の疲労軽減効果と心に生まれたゆとりを考えれば、十分に元が取れる安い投資だと感じています。
当日の手荷物を極限まで減らした「チケットレス」と「スケジュールの工夫」
事前発送で一番怖いのが「当日使うものまで送ってしまう」というミスですが、今回はその心配すら不要な状況を意図的に作りました。
まず、新幹線のチケットは「えきねっと」から予約し、手持ちの交通系ICカードに紐づけるスタイルを採用しました。これで紙の切符を発券・管理する手間も、手荷物とスーツケースの間で入れ間違えるリスクも完全にゼロになります。
さらに、移動日は寒い外をうろうろ観光する予定を入れず、到着当日はスキーをしないスケジュールを組みました。これにより、移動中は普段通りの冬の格好で問題なく、かさばる防寒具や雪遊び小物を手荷物に残しておく必要がなくなったのです。
結果として「絶対に当日手元になければならないもの」が暇つぶしグッズ程度になり、パッキング時の仕分けストレスを大幅に減らすことができました。
準備は大失敗と大出費の連続!それでも「親の余裕」を優先してよかった理由
インフルエンザ明けという過酷な状況から始まった今回の新潟スキー準備。振り返ってみれば、自分用のウエア探しでの大失敗や、想定外の買い直しによる大出費、さらには発送したはずなのに結局増えてしまった手荷物など、決してスマートとは言えないドタバタの連続でした。
しかし、無事に家族全員で出発の日を迎えられた今、確信していることがあります。それは「不測の事態が起きたときこそ、お金とシステムを頼って親の余裕を死守すべき」ということです。
もし、自分に合わないウエアを無理に使い続けていたら、あるいは14,000円の新品購入を惜しんで撥水性の怪しい中古品を選んでいたら、現地での私は「濡れて寒い」「機嫌が悪い」子どもたちを前に、きっと心の底から旅を楽しめなかったはずです。事前発送の送料も、えきねっとのIC紐付けも、すべては「旅先でみんなが笑っているため」の必要不可欠な投資でした。
子連れ旅行の準備に正解はありませんが、親が疲れ果ててしまっては元も子もありません。たとえ準備が100点満点でなくても、大失敗を経験して学びが増えたとしても、家族が揃って無事に玄関を出られたのなら、その時点でこの旅は120点の大成功だと言えるのではないでしょうか。
ここから始まる新潟での旅育体験については、現地でのリアルな様子とともに、後日改めてレポートさせていただきます。


