「楽しかった!また来たい!」——それはもちろん最高の感想です。でも、せっかくあれだけのお金と時間をかけるなら、もう一段階だけ深めてみませんか。
あれだけ目を輝かせて体験したことが、翌日には霧散してしまう。その「もったいない」を解消するために作ったのが、このシリーズです。
このページは、アトラクション別「旅育ミッション・しおり」の全記事をまとめたインデックスです。行く前に気になる記事を一つだけ読んでおけばOK。難しいことは何もありません。

旅育ミッションとは?3ステップで完結する「学びの旅」

旅育(たびいく)とは、旅行先での体験を学びに変えること。でも、「学ばせよう!」と力を入れる必要はありません。このシリーズが大事にしているのは、たった3つのステップだけです。

STEP 1:準備(前日)

行く前日に記事をさらっと読んで、スマホにブックマークしておきましょう。当日その場でパッと開けるように準備しておくだけでOKです。

STEP 2:予習編(当日・Qラインで)

パークでは楽しく遊ぶのがメインです!各記事の「予習編」に沿って、Qラインで観察ポイントを確認しながら声掛けをしておきましょう。答えは教えなくていいし、その場で解説する必要もありません。問いだけ頭に残しておくと、翌日クイズを開いたときに思い出しやすくなるのではないでしょうか。

STEP 3:実践編(翌朝・帰宅後の空き時間)← ここがメイン

後泊した翌朝、親がパッキングをしている間に子どもがふと手持ち無沙汰になる時間、ありますよね。そのタイミングがベストです。日帰りなら、帰宅後の翌朝や帰りの電車など。「昨日のアトラクション、どんな仕組みだったと思う?」と声をかけながらクイズを開いてみてください。興奮が残っているうちに問いと答えが結びつくと、体験が知識としてしっかり定着することでしょう。

アトラクション別 旅育ミッション一覧

東京ディズニーシー

ソアリン:ファンタスティック・フライト

学習テーマ:なぜ空を飛べるの? 飛行・航空力学・世界の絶景

ソアリンのアトラクション(空飛ぶ乗り物)と、鳥・熱気球のアイコン、MISSIONと書かれた旅育ミッションシートのイラスト
ソアリン|子どもの『なんで飛べるの?』を乗る前に仕込む世界一周の旅 夢の国への旅行、アトラクションに乗って「楽しかったね!」で終わらせていませんか?実は、少しの「予習」と、翌朝の「振り返り」を加える...

タワー・オブ・テラー

学習テーマ:落ちるってどういうこと? 重力・自由落下・位置エネルギー

稲妻が光るホテルハイタワーと、急降下するエレベーターのイラスト。滑車、落下するリンゴ、下向き矢印のアイコンと、MISSIONと書かれた旅育ミッションシート
タワー・オブ・テラー|怖い子どもが乗れるようになる仕組みの話 「高さ59mから急降下!」と聞くと足がすくみますが、実はタワー・オブ・テラーは、巨大な「物理の実験室」です。あのお腹がフワッとする...

センター・オブ・ジ・アース

学習テーマ:地層ってなに? 地学・プレートテクトニクス

センター・オブ・ジ・アースの地底走行車とマグマのイラスト。水晶、火山、圧力計のアイコンと、MISSIONと書かれた旅育ミッションシート。
センター・オブ・ジ・アース|プロメテウス火山の秘密を子どもと暴く地球の謎 プロメテウス火山が「ゴゴゴ…」と噴火するたび、子供たちは「うわっ!」と空を見上げますよね。でも、本当の冒険は火口の下、地底800m...

東京ディズニーランド

美女と野獣”魔法のものがたり”

学習テーマ:魔法の正体って? モーション技術・電磁気・錯視

美女と野獣のアトラクション(魔法のカップ)と、磁石・電波のアイコン、MISSIONと書かれた旅育ミッションシートのイラスト
美女と野獣"魔法のものがたり"|並ぶ前から始まる魔法の正体解明 「美女と野獣」の魔法のカップに乗って、優雅なダンスを楽しんだ後は、その「魔法の正体」を少しだけ探ってみませんか?実はこのアトラクシ...

※ 記事は随時追加中。新しいミッションが加わったらここに反映していきます。

旅育ミッションの使い方 親向けガイド

「パーク内でお勉強」ではありません

Qラインでちょっとした声掛けはしますが、パークをお勉強の場にするつもりはありません。当日は思い切り楽しんで帰ってきてください。
メインはあくまで翌朝のクイズ——後泊なら親がパッキングをしている間、日帰りなら帰宅後の翌朝に「そういえばあれってなんでだろう?」と開いてみてください。
スマホにブックマークしておくだけでもいいですし、事前に印刷してミニ冊子として持参するスタイルでも楽しめます。どちらの使い方にも対応できるように作っています。
※ミニ冊子用プリントは、随時追加中です。

何年生向け?

このシリーズは主に小学校高学年(4〜6年生)を対象に作っています。理科・社会の授業で習う内容と結びつけながら楽しめるように設計しているためです。クイズの難易度は3段階(★☆☆〜★★★)で設定しているので、全問正解を目指さなくてOK。「難しかったね、なんでだろうね?」という会話が生まれれば成功と言っていいでしょう。

「答え」は教えなくていい

各記事の「保護者用ガイド」に答えと解説を用意していますが、長々と説明する必要はありません。子どもがクイズに答えた後、「そうそう、実はね——」とひと言だけ知識を添えてあげてください。それだけで十分です。立派な難しい解説より、さらっとした一言のほうが、子どもの記憶には残るはず。

旅育をもっと深めるなら——帰宅後の「復習」を習慣にする方法

アトラクションで「地層ってなんだろう?」「飛ぶってどういう原理?」と火がついた好奇心は、帰宅後にもう一押しすると本物の知識になります。
各記事の末尾では、テーマに合った図鑑や理科実験キットをご紹介しています。「あの壁の縞模様、もっと知りたい!」となったときに手元に置いておきたい一冊を選んでいるので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
また、すでにタブレット学習を使っているご家庭なら、同じ単元を動画と図解で復習するのも効果的です。たとえばスマイルゼミの「大地のつくり」単元は、センター・オブ・ジ・アースで見た地層の縞模様がそのまま図解されています。「あ、これ見た!」という瞬間が、教科書を開く一番のきっかけになるのではないでしょうか。
タブレット学習を検討中の方はこちら: チャレンジタッチvsスマイルゼミ 楽しみ方・ご褒美設計の違いを比較

ディズニーは、子どもにとって「本物のワクワク」を体験できる場所です。その興奮を、ちょっとした問いかけで知的好奇心に変換できたら——それがこの旅育ミッションシリーズを作り始めた理由です。

まずは次回行くアトラクションの記事を一つ読んでみてください。「なんとなく乗る」と「謎を持って乗る」では、子どもの目の輝きがまったく違うのではないでしょうか。

どんぐり
どんぐり
旅育ミッション、どのアトラクションから始めますか?まずは一つ、選んでみてくださいね