おせちと七草がゆで培った「生きた知識」|小4が模試で正解できた理由
家庭での食育が、これほど鮮やかに「学力」として結びつくとは想像もしていませんでした。お正月の伝統料理である「おせち」と「七草がゆ」について、その意味を深く掘り下げた結果、なんと翌週に行われた首都圏模試で、関連する問題を全問正解することができました。今回は、小4のお姉ちゃんと3歳の息子と一緒に取り組んだ、お正月の食育ログを紹介します。
模試の結果に直結した「お正月の食卓学習」
結論から言うと、今回の食育の最大の成果は、知識が「生きた経験」として定着したことです。模試の問題でお正月行事の由来が出題された際、お姉ちゃんは「これ、お正月に調べたから全部わかる!」と自信を持って解答できました。単に暗記するのではなく、実際に見て、味わって、調べるプロセスがいかに大切かを痛感しました。
おせち料理の意味を「和の行事えほん」で深掘り

おせち料理を食べる際、わが家で大活躍したのが「和の行事えほん(2)秋と冬の巻」です。この絵本は、各食材に込められた願いや由来がとても分かりやすく描かれていて、調べ学習のパートナーにぴったりでした。
重箱に並んだ華やかな料理を前に、まずはお姉ちゃんと本で由来を調べて、そのあとは私がクイズ形式にして問題を出してみました。「この黒豆にはどんな願いが込められているでしょう?」と楽しくやり取りしながら食べることで、食卓がそのまま賑やかな教室に変わりました。
おせちは、3段に美しく並べた集合写真を撮るのも楽しみの一つです。3歳の息子も、普段は見慣れない料理の数々に興味津々で、「これなーに?」と視覚的にお正月を楽しんでいました。娘が絵本の内容を息子に解説してくれる場面もあり、アウトプットによってさらに学びが深まりました。
▼絵本の詳しい内容や、わが家での具体的な活用術については、こちらの記事で紹介しています。
▼お正月の由来だけでなく、日本の四季を五感で学べる一冊として、手元に置いておくと重宝します。
七草がゆ作り|小4の「観察」と「調理」の記録

1月7日の当日は朝から忙しくなりそうだったので、わが家では前日の夜に七草がゆを準備しました。息子はすでに寝ていたので、娘と2人でゆっくり台所に立つことに。娘は小学2年生の国語で「七草の詩」を暗記していたので、名前はすべて完璧に覚えていました。ところが、いざ実物を目の前にすると「どれがどれ?」と母娘そろって大混乱。市販のパックに付いていたイラストだけでは見分けがつかず、結局、おせちの時にも使った「和の行事えほん」を再び開いて見比べることになりました。
本を頼りに「これは形が似ているからセリかな?」と一つずつ絞り込んでいきましたが、正直なところ、最後まで確信が持てない草もありました。名前を知っていることと、実物を見分けることは全く別物なのだと実感した瞬間です。それでも、親子で「ああでもない、こうでもない」と図鑑と実物を突き合わせた時間は、単なる暗記よりもずっと娘の記憶に残ったようです。

調理では、娘が葉の部分を刻み、私がスズナ(かぶ)とスズシロ(大根)を切る担当に分かれて作業を進めました。翌朝、起きてきた息子は、娘が丁寧に準備してくれたお粥をおいしそうに食べていました。夜の調理風景を直接見ることはできませんでしたが、味や香りを通じて、日本の伝統をしっかり受け取ってくれたようです。幼児ポピーももちゃんなどで培った「季節を楽しむ心」が、こうした何気ない朝の食卓でも育っているのを感じました。
やってみてわかったこと|子どもの反応と親のふり返り
今回、おせちと七草を一つの「お正月食育」としてまとめたことで、日本の冬の文化を多角的に学ぶことができました。娘にとっては中学受験にもつながる「実社会の知識」になり、息子にとっては「季節を感じる豊かな体験」になったと感じています。実際に食材に触れて、一つ一つの由来を言葉に出して家族で確認したことが、模試での自信に繋がったのだなと実感しています。
この「伝統を知識に変える力」は、今後の旅育にも大いに活かせそうです。例えば、ディズニーパーク内に飾られる門松や和風のデコレーションを見たときも、「なぜ松が飾られているのかな」という視点を持つきっかけになるでしょう。日常生活の小さな気づきを、非日常の感動へと繋げていきたいと考えています。
▼旅育テーマの全体像は「3歳&小4|おうち学習で育てる「1月(お正月)」旅育プランと、次のディズニー準備ログ」でまとめています。
